子育てで理解しておきたい子供の素質と3つの指標

EDUCATION

今日は子育ての話です。

私には大学生・高校生の息子がいます。一般的にいうと子育ての終盤ともいえる時期に差し掛かっていますが、子育てを通して一番大事だと思っていることは、「子供のもって生まれた素質を理解すること」です。

では、子供の素質を理解するにはどうしたら良いのでしょうか?

大枠としては以前紹介した「1・2・7の法則」なのですが、それのどこに属しているのかを知るための指標として最も分かりやすいが「理解力・意志力・器用さ」の3つです。

具体的には「理解力・意志力・器用さ」を「良い・普通・苦手」に分けます。

まず最初は理解力です。子供の年齢に関わらず、親が子供に何か注意したり教えたりした際、そのことだけでなく他のことも関連付けて理解できる子供は理解力が「高い」です。そのことを1回または数回で理解できるのは「普通」、なかなか理解できずに注意したことを何度も繰り返すのは「苦手」といった感じです。

次に意志力です。例えば幼い子供であれば、好きなおもちゃに黙々と熱中するタイプは意志力が強い、飽きっぽいタイプは意志が弱いと思います。

最後に器用さです。手先の器用さだけでなく、機転を利かせるといった頭の良さも含まれますが、これも幼少期に気づくことができます。一番分かりやすいのが足音を立てて歩いているかどうか?です。

幼少期から足音を立てずに歩ける子はすべてにおいてバランス感覚が良いです。転ぶことやけがをすることもないし、食事でコップを置く際に物音を立てることもないです。脳のある部分の感覚が敏感なのだと思います。そして、感覚が敏感なので頭の機転も利きます。このような子は器用と言えます。逆に足音を立てて歩く子は不器用で機転を利かすことが苦手なタイプです。

私が言いたいことは、「理解力・意志力・器用さ」が良ければいいということではありません。

良いに越したことはないのですが、子育て中にこれを理解しておくと、無駄に悩むことがなくなって楽になるということです。

例えば、我が家の次男は理解力は低い、意志力は普通、不器用で機転を利かすことが苦手なタイプです。特に理解力が低かったので、幼少期は頭ごなしに怒ることも多々ありました。しかし、子供の素質を感情抜きで理解して、何度も簡単なことを理解するまでやらせるという方針に変えてからは出来ることが増えて、学業・スポーツでは優秀な部類に入ることができています。

子育てをしていると、周りの優秀な子に目がいってしまって迷うこともあるでしょう。「うちの子は何で出来が悪いんだろう?」と悩んでしまうこともあるでしょう。

ですが、いつも答えは子供の素質を理解し、観察することから導かれると思います。悩んだ時こそ、お子さんのことを良く見てあげてください。 子供の将来を真剣に考えるお父さん・お母さんを応援しています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました