40代からの健康作り おすすめの健康法と専門家の選び方

HEALTH

今回は健康の話です。

40代以降になってくると、多くの方は身体の不調を経験されていると思います。

疲れやすい、気力が出ない、目が疲れる、、、などといった、病院にかかるまでもないけれど何だか具合が悪い、といった感じです。

私事ですが、2019年末に海外から今住んでいるところに引っ越してきました。環境の変化やコロナの自粛生活が引き金となり、腰痛や倦怠感、腹痛、不眠、体重減少が起こりました。 それから素人ながらに健康法を研究するべく、西洋医学に始まり整体、鍼、腸内洗浄、断食、、、と全国の専門家に問い合わせ、出向いて試して、、、の繰り返しを2年ほどしていました。

それでたどり着いたのが漢方です。

東洋医学的に「健康」というのは五臓六腑のバランスが保たれた状態を言い、そのバランスが崩れた時に病気が起こるとされています。

バランスが保たれている時、身体の中の「気・血・水」は滞りなく巡っています。 つまり、年齢を重ねるにつれて何だか具合が悪いといった状態は、五臓六腑のどこかに問題が生じてバランスが悪くなっている状態と考えられるわけです。「気・血・水」の循環に問題が起こっているとも言えます。

そのバランスを整える役割として効果があるのが漢方です。

漢方には「証」という考え方があります。証とは、その人の状態(症状・体質・体力など)をあらわすもので、証が決まれば処方が決まるとされています。

私は全国各地の漢方薬局に出向いて診察を受け、証を診立ててもらい治療してきました。一時的に体調がよくなる場合もあれば、体調が悪化することもありました。

何度もトライアンドエラーを繰り返し、最終的に最も効果があったのは、証から決めた処方とは違う漢方薬でした。

それぞれの専門家の中には、その分野で著名であるだけでなく、メディアに出ているため一般に知られている方も多くいらっしゃいます。そういった方ともお話させて頂く機会があったのですが、単に「有名」というだけでは、判断にならないなというのが一つの学びです。

有名でも、そして、サイトに書かれていることが素晴らしくても、問い合わせに対するメールの返答がいくらすごいものであっても、実際にお話ししてみないと分からないものです。話が進むとうやむやにされ、「私の言う通りに続けて下さい」という一言で終わってしまうことも経験しました。

自分の健康をお任せするのですから、何よりも実力があり話を聞いて下さる方にお任せするべきです。 つまり、自分の健康のために

・自ら学んで専門家の人と話ができるようにしておくこと
・専門家の方に正直に質問をぶつけること
・質問に対する答えについて、納得ができるまで考えること

が大事なのではないかと思っています。

自分の健康を守るためには、お任せではなく自らの学びが最も重要だと思います。健康が実感できれば、学びはさらに楽しみにもなるでしょう。

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