今日はミドルエイジの皆さんに気をつけてもらいたい心構えについてです。
それは、「いろんな人の意見を聞いてみる柔軟性を持つ」ということです。
人の意見を聞くかどうかを人の肩書きや性別、年齢、話し方などで選んでいないでしょうか?この人の意見は聞く、この人の意見は聞かないといった風に、無意識のうちに対応を変えてはいませんか?
年齢を重ねるにつれ多くの物事を理解してきます。しかし、実際は理解した気になっているだけで、本質は理解していないという事が多いです。
年を取ったからといって、必ずしも物知りではないと思います。充分知っているのであれば、今の人生に充分満足しているはずです。
それなのに、肩書きのある人や同世代の話は聞くけれど、若い人の話は聞かない、聞きやすい話だけ聞くといった選り好みをしていたらどうでしょう?
視野が狭くなり、成長の機会を逃してしまいます。客観的に見ても「あの人は話を聞かないから話すのをやめよう」となりますから、さらに状況は悪くなります。一般にいう老害ですね。
成長したいミドルエイジの皆さんには、ぜひ「意見そのものを聞いて思考する」ことを習慣にして欲しいと思います。くれぐれも肩書きや世代、話し方といった外見や雰囲気だけに惑わされない、知性のある人をお互い目指しましょう。
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